2017年10月14日土曜日

『長崎、心のフラグメント』郷司理恵写真展

場所:南山手美術館
長崎南山手8番館喫茶スペースにおいて
期日:11/17〜30,2017
10:00~17:30

郷司理恵写真展『長崎、心のフラグメント』
ゼラチンシルバープリント20点を展示
私にとって初めての試みとして、ランドスケープフォトの展示になる。
(35mmライカ判を携えパンクロフィルムで撮影し自家現像、プリント。)

今までランドスケープを撮りたいと思ったことはなかった。
不思議に今年に入り長崎で撮ると最初から決めていた
以前は人物以外を外で撮影する場合は・木や花、特定のオブジェクトに限られていたが
自然にシャッターが切れた。不思議な感覚であった。

今まで、度々長崎を訪れているが、今回改めて『なぜまた行きたいのか』を自分に問いかけたときに、『愛と郷愁』を感じることができる場所だからという言葉が出た。

そう、長崎は私にとって『愛と郷愁を感じる場所』だ。




 
 以上の写真はepson gt x970でフィルムスキャンし実際の紙焼きに近くなるように調整した

が紙焼きと同じようにはWEB上で再現はできないと結論に至った。

本質的に、バライタ印画紙に焼き付けられた画像とは比較する方が間違っているが、

今回使用した印画紙はクラシックタイプの乳剤でできている。

比較的低感度でBrünnの印画紙に似ているこの緑がかった独特の色味が特徴だ。

難しい印画紙だが、この色味が好きで使用している。

 私の場合、作品をWEB上で公開で最終段階と考えていない、あくまで現物主義だ。

 モノクロームの表現に限定するが、以前はフィルムで撮影したネガをスキャンし

プリンターでプリントはどうか・ということで色々と試したが結局どれも気に入らず

ストレスだけが溜まった。

かといって、暗室作業が簡単なわけではなく難しい、超難度が高い。

アルチザン的要素と応用化学の知識が要求されるわけだし、印画紙と感光材料の高騰など

嬉しくない状況ではあるが、これもただシンプルに暗室作業の方が好きで面白いに尽きる。

デジタルが顔をきかせている現代では圧倒的に使用者が激減している現状であるが、以前

は手に入らなかった印画紙が手に入ったりと良い面も出てきている。


南山手美術館のホームページに写真展情報がアップされています。
http://www.minamiyamate-museum.jp/access.html



2017年1月22日日曜日

Japan Festival Urania Berlin 2017

RIE GOUSHI participated Japan festival Urania Berlin 2017.

21 Jan 10:00-20:00 /22 Jan 10:00-18:00
Title:Myths(allegoria)
Material:Archival pigment print
Size:410x318


Title:Myths(Allegoria)
Material:Archival pigment print
Size:410x318





今回も神話を題材に制作している中から2点の出品をいたしました。